工場では、独特の甘い香りを放つ和歌山産の南高梅が次々とベルトコンベヤーに載せられ、洗浄後にタンクに入れられた。約8カ月漬け込んで梅を取り出した後、さらに熟成。店頭に並ぶのは来年秋以降になる。
今年は天候不順で南高梅の収穫量は例年の約7割にとどまったが、「大粒、肉厚で華やかな香りがあり、品質は良好」(堤哲雄工場長)という。
日本洋酒酒造組合によると、梅酒市場は平成16年以降6年連続で伸び、21年の市場規模は16年の約2倍に拡大。サントリーは22年に前年比113%増の約130万ケース(1ケース=720ミリリットル12本換算)の販売を見込んでいる。
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